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ライブコマース タイムライン設計ガイド

配信タイムラインを組むときの基本原則・時間配分・商品配置の考え方をまとめます。 視聴者は途中から入ってきて途中で離脱する前提のもと、限られた時間で売上と エンゲージメントを最大化するための共通言語として活用してください。

01. 5つの基本原則

  • 01

    視聴者は常に途中から入ってくる

    配信中はいつ誰が入ってきてもいいように、「今なにを売っているか」「視聴者特典は何か」を 30 秒以内に判別できる状態を保つ。テロップ・ピン留めコメント・口頭の繰り返しで担保する。

  • 02

    ピーク視聴帯にメイン商品を置く

    夜帯であれば 20〜22 時など、もっとも視聴者が集まる時間帯に「最も売りたい商品」を配置する。タイムラインは終了時刻ではなくピーク時刻から逆算して組む。

  • 03

    1 分単位で進行の目的を持つ

    各セグメントには「訴求 / 双方向 / 購入導線 / 期待値の喚起」のいずれかの役割を持たせる。無目的なトークと沈黙は離脱の最大要因。

  • 04

    離脱は変化点で起きる

    商品の切り替わり・話題の切り替わりで離脱が増える。切り替える前に「次の見どころ」を予告し、視聴維持のフックを必ず差し込む。

  • 05

    コメント返しは合間ではなく主軸

    コメント返しはコンテンツの一部であり、密度が視聴体験の満足度を決める。8〜15 分に 1 度は双方向の時間を必ず確保する。

02. タイムラインの構成比

配信時間を 100% としたときの目安。配信尺が長くなっても、各フェーズの比率は概ね保つ。

フェーズ比率目的
オープニング5%挨拶 / 今日のテーマ宣言 / 期待値づくり
フック (特典・キャンペーン告知)5%限定クーポン・送料無料などの条件を最初に提示して滞在動機を作る
商品紹介60〜65%中核セグメント。1商品あたり15〜25分を基本に編成
コメント返し・雑談15〜20%双方向性の確保。商品の合間に分散配置
クロージング5〜10%本日のおさらい / 次回告知 / 購入リマインド

03. 商品配置の戦略

  • 序盤 (0〜30%)キャッチーで価格訴求しやすい商品を置く。新規視聴者を定着させ、購入の最初のハードルを下げる。
  • 中盤 (30〜70%)メイン商品(最も売りたい商品)を投入。ピーク視聴帯と重ね、クーポン残り時間を強調して購入を後押し。
  • 終盤 (70〜100%)ファン向けの高単価商品 / 限定品 / セット商品を配置。「最後まで見ていた人だけの特典」で離脱を抑える。
  • 商品の合間5〜15分のコメント返し or キャンペーン再告知を挟む。商品紹介を連続させすぎないことで疲労感を防ぐ。

04. 配信時間別テンプレート

初稿づくりのスタート地点として活用する目安値。実商品の特性に応じて調整する。

配信時間オープニング商品数1商品あたりコメント返しクロージング
30分3分2点10分1回 / 3分2分
60分5分3点15分2回 / 5分5分
120分5分4〜5点20分3回 / 5〜10分5分
240分5分6〜7点25分4〜5回 / 10〜15分5〜10分

05. 避けたいパターン

  • NG

    序盤に高単価・難解な商品を置く

    OK

    序盤はキャッチーな商品で定着率を上げてから本命へ

  • NG

    コメント返しなしで一方的に紹介し続ける

    OK

    8〜15 分に 1 度は名前を呼んで返す時間を入れる

  • NG

    クーポンや特典の終了時刻を曖昧にする

    OK

    残り時間をテロップ / 口頭で繰り返し提示

  • NG

    商品の切り替えを無告知で行う

    OK

    次の商品の見どころを先出ししてから切り替える

  • NG

    クロージングを唐突に始める

    OK

    終了10〜15分前に「あと少しで終わります」と明示